★ 武部本一郎 画集 早川書房 限定版
名作SFアート
早川書房 限定 600部の内 266 昭和57年7月31日発行
サイズ T37.2cm × W27cm × D2.6cm （約）
著者：武部本一郎（1914年生～1980年没）
出版社：早川書房
出版年月日：1982.7.31
著者の肖像あり限定版付: 武部本一郎年譜販売時の価格：

注）スリーブケース（函）はついておりません。
確かな写実と奔放なイマジネーションとによって、絶えずSFイラスト界をリードしつづけてきた武部本一郎のSFアート作品集。
武部本一郎画伯の作品１１２点（内カラー53点、二色刷３点）を収録しています。巻頭には野田昌宏（熱狂的なファン）、巻末に中山知子の文章を収録。ハヤカワ文庫等を飾った作品を中心に、他社のＳＦ作品や児童書からも集められています。モノクロページがあり、デッサン収録。これは創作の過程を知る上でも興味深い資料となっています。武部画伯自らのものとして、父と伯父の残した不思議な写生帖について記した画文「洞人挽歌」を納めています。創元版の画集（こちらも限定版）収録の作品と重複はないと思います。

長きにわたり入手困難な状況になっている画集です。復刊されていませんし、今後も復刊はないと思われます。
現在絶版です。
武部本一郎
1914年、大阪・船場に生まれる。甲陽中学校を終えて、はじめ日本画を、後に洋画を学ぶ。軍隊生活の後、1946年、第1回行動美術展へ「裏町」を出品、入選作となる。その後、同展の研究所賞、奨励賞を受賞、会友となる。このころ、京都新聞社賞、京展賞などを受ける。1957年上京、児童美術の仕事をはじめる。1966年、第54回日本水彩画展に入選、’68年同奨励賞を受賞。確かな写実と奔放なイマジネーションとによって、装画・さし絵・絵本など児童出版美術界の第一線で活躍した。

よろしくお願い申し上げます。