ローライ35 ドイツ 最初期型商品説明●最初期にドイツで製造されたローライ35です。ドイツ製の中でも細かな部品の形状などに変遷がみられます。そのような些細な差異にこだわるのもローライ35病の症状のひとつです。本商品のシリアルナンバーから、かなり早い時期の製造であると思われます。

●外観は良好です。底部の角にヘコがみられるほかは、アタリ・ヘコミの類はありません。クロームメッキは美しい輝きを保っています。貼り革にはがれやゆるみはありません。年代を考えるときれいなほうだと思います。

●機能に問題はありません。耳で聞くかぎりシャッター速度は適度に区別されており、低速側も滑らかに切れています。レンズにキズ・カビ・クモリはみられずクリアーです。露出計は光に応じてよく動いています。ヘリコイドの動きはスムーズで、距離表示は実用に便利なメートル表示です。巻き上げやレンズの伸縮、裏蓋の着脱に異常はありません。

●2019年に専門業者でオーバーホールをしました。その際に露出計のcdsを交換しています。出品者個人の保証はつきませんが、修理伝票（出品者の氏名と住所を塗りつぶしたもの）をお付けします。

●本商品は以下のような最初期型の特徴（以降のものとの違い）を備えています。
(1)軍艦部正面の“Rollei 35”のロゴがやや横長
(2)巻き戻しクランクの台座が金属製
(3)裏蓋の内側が結晶塗装ではない艶消し塗装
(4)ファインダーがややピンクがかった色
(5)フィルム圧板のバネの形状が長方形
(6)ASA設定ダイヤルに指がかりとなる突起がない
(7)裏蓋をロックする部品の形状が俵形

●即決価格でご落札の場合、ちょっとしたおまけをお付けします。