『探す楽しみ採る喜び 富士山のマツタケ』岡村稔久 著 と云う本です。 当時、東京の高校の一教師であった著者が富士山に通いづめ、松茸の発生について克明に纏め上げたものです。 今まで富士山のマツタケの生態についてここまで実直に向き合って記された記録は無いだろうと思われます。 また国語の教師らしく、古来からの日本文学の中に見られるまつたけについても取り上げて紹介されています。 マツタケのほかにも、ハナイグチやショウゲンジなどのキノコについても巻末に載せられており、きのこ狩りをする際の参考ともなります。 四半世紀近く以前の本でもあり今では稀覯本となってきています。 カバーの背にはヤケが見られますが、本体は綺麗な状態です。 頁：71ページ 発行：1997年9月1日 第1刷 当時の定価：2,000円+税 発行所：株式会社 山と渓谷社 ほかにもキノコ本はたくさん出品しておりますので、ぜひご覧になってください。 プロフィールにも書かせてもらっていますようにお値引きには一切対応しておりません。悪しからず。 ※ 今般、価格を変更させていただきました。