前回、当方の写真と説明文を利用してEbayに無断で出品された方がいましたので、出品を中断いたしました。大変に失礼いたしました。再出品させていただきます。
Martin Committeeトランペット、１９６０年代Wurlitzer時代のLボアデラックス（ニッケルパーツを使用）です。J. R.（伏せ字です）というプロが使用していたものを、以前アメリカから直接購入しました。相応のお値段でした。コミッティーが３本ありますので、ジャズを演奏する家族の好みで、楽器整理のためこちらを泣く泣く手放すことにしました。60年代のものとはいえ、購入可能な金額のLボアのコミッティーに巡り合う機会は多くありませんので、長期的な視点で考えるとかなり迷うところです。
クリス・ボッティがLボアのハンドクラフト・コミッティーを使用していることから、近年Lボアのコミッティーが神話化され価格も異常に高騰しています。Wurlitzer時代の楽器は40年代から50年代のものほど高く評価されていませんが（40-50年代のものは6,000-7000ドルが相場らしく、今のレートでは100万円を超えます・・・。そんな価格で実際売れるのかは疑問ですが。）、この楽器もやはりコミッティーだと思わせるダークで粘りのあるサウンドを奏でます。LボアのコミッティーはMボアに比べ普通の楽器に近い吹奏感です。開放的な鳴り方をするため様々なシチュエーションで使いやすく、それが近年のLボアブームの背景にあるような気がします。Mボアを吹いてこられた方は、あれ？普通の楽器じゃない？と思われるかもしれませんが、コンボだけでなくセクションでも使えそうなので便利だと思います。この楽器はヤマハやバックから乗り換えても違和感なく吹けるはずです。Lボアはステップボアになっているらしくそのせいかもしれません。当方で所有している40年代のLボアコミッティーもこの点は同じです。
以下、私見ながらこの楽器のよいところと問題点を列挙します。 よいところ：外見が比較的きれい。機能も万全で、気負わず普通に吹けます。コミッティーのダークさをそれほど苦労せずに楽しめると思います。古いMボアのコミッティーよりも音程で苦労することも少ないと思います。オリジナルのケースがついているところもいいです。 問題点：ベル・クルークの下部に凹みがあります。その手前のバルブ・ブロックへ向かうパイプにわずかな波打が見られます（写真参照）。写真に写らない程度ですが、ベル左下に修復跡が見えます。ベル正面を撮った写真の右上になるかと思います。マウスパイプに丸いラッカーハゲが数カ所点在しています。ベル刻印左側にラッカーハゲがあります。（年代を考えるとですが）全体としては驚くほど綺麗にラッカーが残っています。
Wurlitzer時代のオリジナル・ケースが付属します。ケースは表の皮部分に傷があります。それほどひどい傷ではありませんので、そのまま使うこともできるのではないでしょうか。古い楽器、ケースですので、全体に傷、臭いなどあるかと思います。 上記なるべく正確に記述いたしましたが、見落としなどあるかもしれません。 24時間以内にご連絡いただき、常識的な時間内にご入金いただける方のみご入札ください。通例どおりノークレム、ノーリターンでお願いいたします。上の説明が極端に誤っていたなど、大きな問題がありましたら返品にて対応させていただきます。値引きでの対処は争議になりかねませんのでお断り申し上げます。新規の方、悪い評価が目立つ方のご入札はお断りいたします。新規の方はあらかじめ質問欄からご連絡ください。悪い評価が目立つ方のご入札は削除させていただきますのであらかじめご了承ください。ご入金確認後数日内にヤマトの着払い宅急便で発送させていただきます。安全に配慮しますが、梱包はプチプチに包むなど、簡素にさせていただきます。こちらもご了解いただければと存じます。常識あるお取り引きをいただける方のみご入札お願い申し上げます。